会場のようす
第21回 西周シンポジウム ―西周と啓蒙の時代―
令和6年12月7日(土)、藩校養老館にて第21回西周シンポジウム・第7回西周授賞式を開催しました。
このシンポジウムは、日本文化学術の近代化に大きく貢献した津和野町出身の啓蒙思想家西周の顕彰と研究の推進を目的として、島根県立大学と津和野町の共催で開催しています。また、シンポジウム内にて、今年第7回目となる西周賞の授賞式を行いました。
■主催 島根県立大学・津和野町
■開催日時 令和6年12月7日(土) 13時~17時
■会場 藩校養老館北棟(津和野町後田ロ66甲)
プログラム
1.第7回西周賞授賞式(主催 津和野町)
受賞者 常 瀟琳(ジョウ・ショウリン) 氏
受賞論文 「「理」と「風俗」の間―徳川末期における中村正直の思想展開―」
・選考委員長講評 樺山紘一氏(東京大学名誉教授) ※島根県立大学播本崇史准教授による代読
・受賞者記念スピーチ
2.講演
小島康敬氏(国際基督教大学名誉教授)「『百一新論』管見―徂徠学との関わりから―」
吉田公平氏(東洋大学名誉教授)「「啓蒙」とは何か」
3.自由討論
下森博之津和野町長の挨拶
第21回西周シンポジウムは「西周と啓蒙の時代」をテーマとして、2名の研究者を迎えて開催されました。また、津和野町が若手研究者に授与する西周賞の受賞者による記念スピーチも行われ、約30名の参加者が若手研究者による研究成果の発表や、思想史や哲学を専門とする研究者の講演に耳を傾けました。最後の自由討論では参加者から多くの質問が寄せられ、これに対して講師や総合司会の播本崇史氏(島根県立大学准教授)から回答・説明がなされました。
西周賞授賞式と受賞者の常氏によるスピーチ
シンポジウム(自由討論)
第21回西周シンポジウムチラシ
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- 津和野町郷土館(西周顕彰事業担当)
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