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日本一の山城を体感! 津和野城跡から城下町を一望して旅の思い出を作ろう

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津和野城跡は町を一望するのに最適の場所です。なだらかな青野山の山すそに広がる家並みと、その中をゆるやかに流れる津和野川を一望できます。
毎年、秋から冬にかけて町を包み込む朝霧が城下町をすっぽり覆い、城跡の石垣が朝霧に浮かぶ姿は、まるで「天空の城」です。
2022年1月から津和野城跡のライトアップを実施中です。詳しくは津和野城跡ライトアップのWEBページでご確認ください。
また、百名城スタンプは観光リフト乗り場で押印可能となっています。津和野城跡から城下町を眺めている女性2人の写真

中世の山城を体感! 城跡の各所をじっくり回ろう

津和野城は標高362mの霊亀山上にあり、山麓からの比高は約200mの典型的な山城です。築城は吉見頼行・頼直が永仁3年(1295)から正中元年(1324)にかけて行なったと伝えられます。吉見氏が築城した中世山城は、関ヶ原の戦い後の慶長6年(1601)に3万石の大名として入城した坂崎直盛によって、高石垣を有する近世城郭へと大改修されました。元和3年(1617)に因幡国鹿野城より亀井政矩が4万3千石の大名として入城後は、亀井氏11代の居城として明治維新まで続きました。

津和野城は、本城のほかに出丸(別名:織部丸)がある一城別郭の城であり、その間に大手道を設けるなど極めて実戦的な山城でした。かつては本丸・二ノ丸に三重天守と櫓がありましたが、貞享3年(1686)の雷火で消失した後は再建されませんでした。

明治7~8年(1874~1875)に城の建物の大半は解体されましたが、現在も山上には段状に連なる壮大な高石垣が残っており、人力で行われた大土木工事の跡を見ることができます。なお、津和野藩の藩庁は、城山の北東側の山麓にありました。

中世山城の縄張りは南北約2kmにわたる長大な規模であり、近世山城の壮大な高石垣とかつて存在していた山城城郭建築群は日本一の規模といわれています。
津和野町文化ポータル・津和野城跡より抜粋)

SNSに乗せるならココ! 三十間台

ここからお気に入りの一枚を撮影すれば、津和野観光のハイライトになること間違いなし。
三十間台からは石見地方独特の赤瓦(石州瓦)で彩られた城下町と、城跡から城下町を挟んで見える青野山(標高907m)の絶景を楽しめます。
三十間台から見える城下町の風景の写真

たくさんある城跡の見どころ 自分だけのお気に入りスポットを探そう

人質櫓跡

積み上げられた石垣は圧巻の高さ、ぜひその高さをあなたが一緒に映ることで表現してみては。
人質櫓と観光客の方が写っている写真

三段櫓跡・出丸(織部丸)

【三段櫓跡】
本丸の玄関口である東門の正面に見えるがの三段櫓跡です。それぞれの石垣に二階櫓が建っていましたが、横から見ると三重櫓のように見えたといいます。
天守の焼失後は、津和野城の特徴的な建物となっていました。
三段櫓の写真画像

【出丸(織部丸)】
坂崎直盛時代に構築され、指揮をした家老・浮田織部(うきた おりべ)の名にちなんで、織部丸とも呼ばれています。
本丸の北側の防護を固めました。現在も高石垣や二重櫓の礎石が残っています。
出丸の写真画像

日本遺産にも描かれる津和野城

文化庁の認定をうけている「津和野今昔~百景図を歩く~」のきっかけとなった「津和野百景図」にも第一図(本丸)、第二図(出丸)が描かれています。
津和野城は別名「三本松城」とも呼ばれ、明治初期に取り壊されますが、その直前となる幕末(1860年代)のころの津和野城の雰囲気を楽しむことができます。日本遺産「津和野今昔~百景図を歩く~」について詳しくは、津和野町日本遺産センターWEBサイトをご覧ください。

津和野百景図第一図として描かれた三本松城の画像 津和野百景図の第二図として描かれた三本松城出丸の画像

そのほかにも、津和野城跡の様々な情報を公開中です

  1. ライトアップで夜空に浮かぶ日本一の山城を堪能しよう
    2022年1月から下記の日時で津和野城跡のライトアップを実施中です。
    実施日など詳しくは、ライトアップのお知せページをご確認ください。

  2. かつての津和野城をVRで楽しめる!ストリートミュージアムで津和野城を公開中
    スマートフォン・タブレット向けアプリ「ストリートミュージアム」をダウンロードして特定のスポットに行くことで、往時の津和野城をCG再現したVR映像を楽しむことができます。詳しくは、ストリートミュージアム・津和野城VRアプリのページをご確認ください。

  3. 秋・冬の季節限定 朝霧に浮かぶ津和野城址は天空の城!
    毎年、秋から冬にかけて気候の条件がそろったときにのみ見ることができる朝霧の雲海に囲まれた津和野城跡。城下町をすっぽり覆った雲海に浮かぶ津和野城跡は一見の価値あり。国道9号線をはじめ、町を望む高い場所から様々な角度で楽しむことができます。

  4. アクティブ派のあなたに 津和野城跡はトレッキングでも楽しめます
    観光リフト乗り場近くの歩道から城跡を経由して鷲原八幡宮へ至るトレッキング(全長約3.3km、所要時間は約90分)を楽しむことができます。

城跡へは観光リフトの利用が簡単・便利

リフトの運行情報は、津和野城跡観光リフトのWEBページをご確認ください。

ご注意ください

足元にご注意ください

城跡へは砂利道・ガレ場など足元が悪い箇所がありますので転倒・転落には十分ご注意ください。

駐車場の場所を事前にご確認ください。

観光リフトをご利用の際には、駐車スペースに限りがありますので満車の際は、太皷谷稲成神社の駐車場をご利用ください。

歩きやすい服装と履物のご準備を

足場が悪く降雨前後には滑りやすくなる石段などもありますので運動に適した靴などの歩きやすいお履き物をお勧めします。

瓦・植物・岩石の持ち帰りはご遠慮ください

城跡は国指定史跡となります。史跡の保存・維持にご協力をお願いします。反対に石や植物の持ち込みもご遠慮ください。

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津和野城跡の駐車場

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