津和野栗再生プロジェクト推進協議会の総会を開催いたしました。
当会は津和野栗の生産振興と加工・販売までを町内で行うシステムを構築し、地域ブランド化と新たな産業の確立を目的として平成２７年に立ち上げたものです。
令和４年度は、まず生産サポート事業として、生産者に対する苗木の補助とともに、一般社団法人栗のなりわい総合研究社から講師をお招きし、生産に関わる講習会を実施いたしました。
また、商品開発・プロモーション事業として、つわの栗を使ったスイーツ・メニューの提供キャンペーンや津和野の里の栗まつりの開催、栗ひろいイベントなどを実施しております。
ＰＲについては山口県を中心に読者を有するタウン誌「トライアングル」に情報掲載を行っております。
令和５年度においても同様の事業を中心に展開してまいりたいと考えておりますが、つわの栗の品質に対する評価はもともと高いものがあり、新しいスイーツ等の開発や情報発信を効果的に行うことで、観光の重要な要素である食の充実にもつながるものと期待しております。
そのためにも、まずは生産量の拡大に取り組まなければなりませんが、有害鳥獣対策が重要な課題になっていることが問題提起されました。
このことは以前より取り上げられてきた課題でありますが、抜本的な解決策が見いだせておらず、引き続き検討してまいります。
