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今シーズンも豪雨災害に注意ください

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6月30日から7月1日にかけて、津和野町では大雨となり、今シーズン初の災害対策本部を設置するに至りました。

気象庁から30日昼頃に発表されておりました大雨注意報が同日21時半頃に大雨警報に切り替わり、23時頃には洪水警報が発表となっております。
実際に全地域に渡って激しい雨が降り、津和野川(町田)、高津川(旭橋)において、水防団待機水位を超える状況となりました。
同じく継続的な降雨により土砂災害警戒情報が発表され、伴って津和野地区に高齢者等避難を発令したしだいです。

深夜における避難情報の発令にあたっては、避難行動が2次災害を起こす可能性もあるため、難しい判断となりますが、注意喚起を最優先に考え、家の2階への避難、いわゆる垂直避難の選択と合わせて住民周知を行ったところであります。

その後も雨雲の予測をはじめ各種気象情報を注視しておりましたが、幸いにも雨は小康状態となり、被害を生じる事態とならず、災害警戒体制も解除するに至りました。

梅雨の時期を迎え、そして台風シーズンへと入る中で、今期もこれから同じような場面が何度か訪れることが予想されます。
避難情報を発令しても、結果として被害が発生しないことは幸いですが、こうした繰り返しの中で、避難情報への誤った認識、つまり「危機意識の低下」が定着してしまうことへの懸念を感じてもおります。

これからも同様の機会に、積極的に避難情報を発令し注意喚起を行ってまいります。
平成25年に経験した本町の災害や毎年のように全国で発生している甚大な豪雨災害を忘れることなく、その都度、危機意識を持って自らの、そしてご家族を守る行動をとって頂きますようお願いいたします。

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