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高津川流域林業活性化センター通常総会(令和5年6月7日)

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高津川流域林業活性化センターの通常総会を開催いたしました。
当センターは、高津川流域内の森林の整備、林業事業体の体質強化、事業量と労働力の調整、就労条件の改善、高性能林業機械の導入、原木流通の改善等を推進することを主な目的として、流域市町、森林組合、森林整備法人ほか、生産から加工、流通にいたる関連事業体により組織しており、私が会長の任にあります。

令和4年度の事業としては、林業のコスト低減、原木が高値で取引される環境整備、林業就業者の確保を重点推進事項として取り組みを行いました。
具体的には、まず益田市内高校及び津和野高校生を対象として、下刈り作業・製材工場見学やチェーンソー作業、グラップル操作等の林業体験、林業事業体インターンシップなどを行っております。
益田管内高校からの農林大学校林業科への進学者は昨年1名であったのに対して、今年度は6名に増えているとのことで、林業教育の成果の表れとも認めております。

次に、高品質・高付加価値木材製品の出荷拡大に関する研修会やロージンググラップルの実演研修会の実施、また、原木生産促進事業として、森林所有者に対する主伐支援を行ったほか、7件の高津川流域材認証を行っております。

令和5年度の事業計画としても、昨年度同様の事業を中心に展開する予定です。
健全な林業経営と循環型林業の実現により産業発展と環境保全の両立を目指すため、島根県では森林と林業・木材産業の長期ビジョンと合わせ、農林水産基本計画を策定されております。この計画に沿いながら、当センターとしても高津川流域の林業活性化に向け、関係市町及び団体と連携しながら目標達成に向け努力してまいります。

高津川林業活性化センター総会

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