交流協定を結んでいる東京都文京区の文京シビックホール大ホールにて石見神楽公演を開催頂きました。
津和野町内にある5つの神楽社中によって結成されている神星会(しんせいかい)による上演です。
石見神楽はコロナ禍を除き、毎年当シビックホール(主には小ホール)で上演しており、首都圏での認知度が上がってきているとともに、この度も1,200席分のチケットがほぼ完売の売れ行きで、石見神楽を楽しみにして頂いている方々が増えてきていることを実感しております。
この度は2回目の大ホールでの上演でありましたが、満場の拍手、鳴り止まない拍手がご来場の皆さまに心から楽しんでいた頂いたことを物語っているとうれしく思っております。
ホール内は撮影禁止であったことと、不特定の方々を顔つきでSNSに掲載することについては配慮しなければならないとの思いから、盛況ぶりを写真でお伝えすることができずに残念でありますが、鑑賞された皆さまからは、感動の声とともに高い評価を頂いております。
神星会の皆さんには、「塵輪(じんりん)」と「大蛇(おろち)」を舞って頂きました。
普段何度も見ている私でも、大ホールという舞台で、響き渡る囃や情緒あふれる歌声をバックに勇壮な舞を見ながら、いつもの地元の会場とは違う感動を覚えました。
大雨の中で苦労されて上京し、素晴らしい舞を披露して頂いたスタッフの皆さまに心から感謝いたします。
ロビーでは、衣装の展示や神星会メンバーの皆さんと来場された方々の交流なども行われ、より身近に石見神楽を感じて頂ける機会になったと思います。
また、同じくロビーでは、本町の特産品の販売や日本遺産をはじめとする観光関連の展示と紹介をし、開演前や休憩中、そして公演終了後などにおいて、ごった返すといった光景が相応しい賑わいの中で、本町のPRをさせて頂いたところであります。
この度の公園は文京シビックホールのリニューアル記念として公益財団法人文京アカデミーの主催で開催頂きました。
関係者の皆さまに心から感謝を申し上げます。
文京区と本町ではこれまで文化振興や災害応援に関する協定の締結をして以来、様々な交流を行ってまいりましたが、会場での光景を見ながら長年の交流の重要な成果として感慨もひとしおでありました。
当日は、成澤文京区長、白石文京区議会議長にもお越し頂きましたが、文京区の皆さまに改めて感謝を申し上げます。