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全国治水砂防協会通常総会(令和5年5月25日)

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令和5年度の全国治水砂防協会通常総会が開催され出席をしてまいりました。
当会は、砂防に関する調査研究をはじめ、各種事業の拡充・促進に関する活動を年間通して行っております。

大雨時においては、河川の増水と氾濫に視覚的な理由から注意がいってしまいがちですが、土砂災害に対しても発生の予測が難しいことも含め警戒が必要です。
実際に昨年においても、全国的に800件に迫る数で土砂災害が発生しており、その現実を災害対策への緊張感として心がけて行く必要があると当たり前のことながら再認識しております。

津和野町においては、森林と河川に挟まれる地形の中で住宅や施設が存在しており、大雨時の災害対策に臨むにあたっては、その機会それぞれに、雨の降り方等を考慮しながら避難情報の発令等を行っている状況です。

自然が相手であり、完全な予測をすることは現実として不可能でありますが、毎年の災害警戒の経験を積み重ねるとともに、全国の事例を勉強しながら、少しでも的確な判断につながるよう努力する必要があると認めております。

この度の総会においても、近年に発生した被災地の近況やこれからの砂防の方向性等について有意義なお話を聞くことができました。
合わせて、砂防事業が推進されて行くための予算の確保は本町にとっても重要でありますので、当会をはじめとする全国組織にも積極的に参加し、協力してまいりたいと考えております。

全国治水砂防協会通常総会 全国治水砂防協会通常総会

 

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