令和５年度の高津川流域活性化推進地域協議会の総会が開催され、出席をしてまいりました。
当協議会は、高津川の保全とともに地域再生のモデルの構築と地域経済の活性化を目指すことを目的に、益田市、吉賀町、津和野町、島根県、漁協、農協、森林組合、商工会議所、商工会等により組織されているものです。
平成２４年に認定頂いた総合特区制度に基づく「森里海連環高津川流域ふるさと構想」特区に盛り込んだ計画について、具体的な事業を実施しております。
令和４年度の活動実績としては、コロナの影響により十分な活動は出来なかったものの、パルシステム生活協同組合連合会との連携を深める事業や高津川流域地域通訳案内士を育成するための研修会などを実施しております。また、有害鳥獣対策として総合特区提案を行うための調査等についても行っております。
令和５年度としては、現在、第３次となっている地域活性化総合特別区域計画に基づく事業を実施する計画です。具体的には、〇果実酒の製造事業を行う特定農業者への支援と新たな農業者の創出に向けた取り組み、〇林業分野における路網整備や計画的な施業推進のための支援、〇高津川流域の水質浄化と水産資源の維持・増殖に向けた取り組みなどを計画しております。
総会では、令和４年度の事業報告及び決算、令和５年度の事業計画及び予算等について承認されております。
全国に誇れる高津川とその資源を活用し、流域の活性化に活かせるよう津和野町としても引き続き積極的に連携し取り組んでまいりたいと思います。
またこのような観点から、当協議会の事務局である益田地区広域市町村圏事務組合に、今年度より本町の職員を１名出向させ、協力体制の強化を図っております。
