古橋酒造株式会社より古橋貴正社長と奥様が、ワイングラスでおいしい日本酒アワード２０２３にて最高金賞を受賞された報告にお越しくださいました。
当アワードは、２０１１年から開催されており、毎年日本全国の２００を超える蔵から出品されている最大規模のコンテストです。
審査は５部門に分かれて行われ、このうち、プレミアム大吟醸部門とプレミアム純米部門の２部門において、古橋酒造からの出品酒「初陣」が最高金賞を受賞されております。
尚、プレミアム純米部門については、２年連続の最高金賞の受賞です。
後日当アワードのホームページを閲覧し調べてみると、プレミアム大吟醸部門は３５１点の出品に対して１９点が、プレミアム純米部門については３２４点の出品に対して１６点が最高金賞となっており、とても価値ある受賞であることが分かります。
更に、２部門そして２年連続の受賞は、安定して高い技術力を発揮されている証しでもあると拝察しております。
繊細で巧みな技術を要する酒造りですが、弛まぬ研鑽のもと、この度最高金賞という形で結果を出されたことに対して心からの敬意を表し、お祝いを申し上げます。
津和野町には、「初陣」とともに「高砂」、「華泉」のメインブランドを持つ３つの酒蔵が、それぞれの個性を生かした素晴らしい日本酒を造っておられます。
どれも甲乙つけがたく、愛すべき地酒として、町民に慣れ親しまれております。
本町は歴史文化を大切にしてきた町でありますが、地酒づくりも、伝統ある蔵の個性と技術に裏打ちされた大切な歴史文化財産であると信じております。
今後も３つの酒蔵が切磋琢磨のうえ、素晴らしい地酒を提供し続けられることを期待するとともに、消費者である私たちも誇りある特産品として継承されるよう、暮らしの中で愛情を注いでまいりたいと思い、また願っております。
