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第94回津和野地区メーデー(令和5年5月1日)

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津和野地区メーデーが開催され、ごあいさつをしてまいりました。

メーデーは「労働者の祭典」と言われ、産業別労働組合組織や単位労働組合から組合員が集まり、労働者の地位や労働条件の向上、人権や労働基本権の確立、民主主義の発展、恒久平和の希求などをメッセージとして社会に向けて発信しておられます。

新型コロナウイルス感染症は経済に大きな打撃をもたらしたものの、一方でその影響により社会が変革する中で、収益を大きく伸ばした企業も数多くあり、国全体の法人税収は伸びる結果をもたらしております。

そしてコロナの影響を受けた企業もアフターコロナへと向かい、明るい兆しが見えようとしている中で、物価の上昇も理由とし、春闘では賃上げの発表が相次いでおります。
こうした中、岸田首相がメーデー中央大会に出席され、賃上げの流れを地方や中小企業へも拡大させて行きたいとの言葉を述べられたことが報道されておりました。

以前の当SNSでも書きましたが、津和野町の人口減少の要因として、以前は雇用の場が少ないことが挙げられていたものの、現在はあらゆる業種において人出不足にあり、仕事はあっても人口が減る状況にあります。
その原因は様々かと思いますが、都市部と地方との賃金格差もその一つと考えるならば、賃上げの動きを地方や中小企業へ反映させて行くことは非常に大切だと思っております。

合わせて、コロナの影響は様々な分野で社会変革の流れを加速化させております。特に今後はDXの推進が、私たちの仕事や生活においても身近に浸透し、それは働き方改革にも大きく寄与するものと期待を寄せております。

コロナ問題は私たちの生活に深刻な影響をもたらしましたが、この3年間の経験をより良き方向へと力強く乗り越えて行くことが、人類の歩みにおいては大切だと信じております。
労使協調のもと、より良きワークライフバランスを実現し、本町の課題である定住対策へも寄与させてまいりたいと考えております。

第94回津和野地区メーデー

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