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さぶみの小さな小さな映画まつり(令和5年3月26日)

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左鐙公民館にて第6回目を迎える「さぶみの小さな小さな映画まつり」が開催され、ごあいさつをしてまいりました。

2008年に、当時左鐙郵便局にお勤めであった大畑喜彦さんが脚本・監督を務め、映画「左鐙パラダイス」が製作されました。
左鐙地区の美しい自然や町並みを舞台に、地域の人々の純朴な人間性が織りなすドラマを通して、田舎で暮らすことの贅沢さを感じることの出来る素晴らしい作品です。

その後、毎年のように左鐙パラダイスは製作され、過去の当映画祭において上映されてまいりました。
また、当映画や映画まつりを通して錦織良成監督とのご縁が深まり、映画「高津川」の製作へとつながったと言っても過言ではありません。

当日は、9作目を数える新作の左鐙パラダイスをはじめ、しまね映画塾上映作品である「左鐙屋台」や「もう一度会いたい!」が上映されました。
また、錦織良成監督もお越しになり、講演を頂くとともに、映画「高津川」の上映もなされております。

私は、別のイベントに参加予定があり、錦織監督のお話は聞くことが出来ませんでしたが、映画製作の秘話や高津川と流域文化の素晴らしさ、それを守ることの意義などについて熱く語って頂き、多くの皆さまが共感されたものと拝察しております。

左鐙パラダイスは過去の作品を全て見ておりますが、9作目となるこの度も心が和み、引き付けられる良作でした。
錦織監督もおっしゃっておりましたが、特に左鐙の皆さんの役者ぶりがすごく上がっており、何の違和感をもつこともなく映画に集中しながら鑑賞いたしました。
この度はシリーズもので次回に続くとのことであり、次の映画まつりを楽しみに待ちたいと思っております。

ご来場の皆さまには、上映された作品を通して、田舎の素晴らしさを再認識し、自らの住む地域を顧みられたものと拝察しており、当映画まつりの開催意義を強く認めております。
また、左鐙パラダイスは、左鐙地域の人や自然、生活文化を記録するという意味においても意義があると感じております。

当事業は地域提案型助成事業の良き活用事例とも言えるものであり、実行委員会の皆さまをはじめ公民館、左鐙地区まちづくり委員会の皆さまに敬意を表したいと思います。
そして、当事業の立ち上げにご尽力をされた故藤井茂治氏に哀悼の意を表します。

さぶみの小さな小さな映画まつり

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