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映画「咲む」上映会(令和5年3月19日) 

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映画「咲む」の上映会が津和野町民体育館にて行われ、鑑賞いたしました。
主催は益田市聴覚障害者協会、津和野町も共催にて関わらせて頂いた上映会です。

当映画は、一般財団法人全日本ろうあ連盟により、きこえない、きこえにくいということによる社会の障壁や差別、偏見をなくし、きこえに関係なく様々な人々が共生していく社会を目指し制作されたものです。

「ネタバレ」となってはいけませんので、パンフレットに掲載されたものから要約して内容をご紹介しますと、就職活動で苦戦する若いろうの女性が村役場に就職することになり、様々な壁を乗り越えながら、明るく懸命に仕事へ取り組み、周囲の大人たちや村を変えて行くストーリーとなっております。

本町の障がい者福祉に関わる状況は、平成28年に津和野町障がい者福祉センターを建設し、社会福祉法人つわの清流会に運営を担って頂き、社会福祉協議会とも連携して取り組みを進めてまいりました。
障がい児の放課後等デイサービス事業は利用者が年々増加し、令和4年度においては施設の拡充を図ったところであります。

また、令和5年度は、18歳未満で聴力レベルが身体障害者手帳の対象にならない難聴児に対して、コミュニケーションを補うことを目的として補聴器の購入助成の制度も創設する予定です。
今後については、手話言語条例の制定に向けて、検討を始めてまいりたいと考えております。
これは手話が言語であることを明確にし、その普及啓発や施策の推進に努めることを目的としたものであり、障がいのある人もない人も、地域で共に暮らせる社会づくりを進めてまいりたいと考えております。

映画は小さな村の役場が舞台となっていることから身近に感じ、主人公の生き生きと前向きに頑張る姿に心うたれる素晴らしい作品でありました。
「あんたの瞳、きらきらしとる!」は映画のキャッチフレーズですが、この言葉を胸に障がい者福祉を一歩ずつでも着実に前へと進めてまいりたいと思います。

素晴らしい上映会を企画して頂いた、益田市障害者協会の皆さまに心から感謝申し上げます。

映画「咲む」

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