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安野光雅美術館協議会(令和5年3月19日)

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安野光雅美術館協議会を開催いたしました。
安野光雅先生の作品を展示する当館の運営とともに、全国各地の美術館や百貨店等から依頼を受け開催する館外展の状況及び今後の計画について、有識者の方々から意見を頂く貴重な機会としております。

令和4年度については、「人々の暮らしの詰まった『旅の絵本』展」をテーマに年間を通して4半期ごとに作品の入れ替えを行い、「旅の絵本Ⅹ」(オランダ編)、「旅の絵本Ⅵ」(デンマーク編)、「旅の絵本」(中世ヨーロッパ編)、「旅の絵本Ⅷ」(日本編)、「昔の子どもたち」、「明日香村」、「あいうえおの本」などの展示を行いました。

令和5年度は、現在第1期として、「歌の世界」をテーマに「雲の歌 風の曲」、「歌の風景」、「天動説の絵本」、「星座絵」などの展示を行っております。
6月9日からの第2期においては、「安野光雅の欧州探訪」をテーマに、「フランスの道」、「ドイツの森」、「イタリアの陽ざし」、「ニューヨークの落葉」などの展示を行う予定としております。

館外展ついては、令和4年度は新型コロナウイルス感染症の影響により大幅に縮小しており、広島県立美術館のみの開催となりました。
令和5年度は、明石市立文化博物館、あべのハルカス美術館、筆の里工房(広島市)が既に決定しております。
館外展は、安野光雅先生の知名度により、これまで有名百貨店や名だたる美術館より依頼を頂き、全国各地で実施してきており、観光地津和野の重要な情報発信の機会ともなっております。
アフターコロナにあたって少しずつ館外展も復活させてまいりたいと思います。

その他、令和4年度は主に町民を対象とした文化事業としてコンサートの開催やマットフレームづくり体験などのワークショップを行いました。
また、津和野町芸術士Ⓡと連携しての小学生を対象とした出前講座なども開催し、子供たちに美術に興味を持ち、感性を磨く事業も開催しております。

尚、令和4年においては、安野光雅先生のご子息である安野雅一郎様より42点に及ぶ原画の寄贈を受けました。
当館の収蔵品が質量ともにより一層豊富になるとともに、今後の運営に活用させて頂きたいと考えております。心から感謝申し上げます。

会議終了後は、リニューアルしたプラネタリウムを鑑賞いたしました。
津和野の風景と宇宙の壮大な映像を眼前にしながら、安野先生の語るお言葉が、郷土愛とともに心にしみわたる素晴らしい出来栄えとなっております。
展示作品と合わせ、多くの皆さまに御覧頂きたいと願っております。
特に町民の皆さまにまずは鑑賞頂きたいと思っており、お気軽に入館ください。

安野光雅美術館協議会

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