島根県医療審議会が開催され、WEBにて参加いたしました。
島根県町村会長の立場にて委員に任命されております。
議題のうち主なものは、島根県保健医療計画の進捗状況についてでありました。
島根県では「すべての県民が、住み慣れた地域で安心して暮らせる社会を実現するため、良質かつ適切な保健・医療・福祉サービスの一体的な提供を目指す」ことを目的に、当計画を定められております。
計画期間は平成30年度から令和5年度までの6年間とし、全体目標として、平均寿命を男性81.58歳（平成23～27年平均値80.13歳）、女性88.29歳（同87.01歳）、65歳平均自立期間を男性18.69年（平成23～27年平均値17.46年）、女性21.06年（同20.92年）と掲げております。
具体的な取り組みとして、
〇がん、〇脳卒中、〇心筋梗塞等の心血管疾患、〇糖尿病、〇精神疾患の「5疾病」、〇救急医療、〇災害医療、〇地域医療、〇周産期医療、〇小児救急を含む小児医療の「5事業」、そして「在宅医療」について、それぞれ令和5年度末の目標値を定めて様々な事業等を実施、評価を行っております。
詳細な内容についてご関心のある方は島根県ホームページに掲載されておりますのでご確認頂きたいと思います。
当日の会議では、これらの取り組みの進捗状況において説明をうけました。尚、令和5年度は計画の最終年度にあたるため、令和6年度から6年間の計画策定を行うこととなります。
また、当計画には圏域編があり、松江、雲南、出雲、大田、浜田、益田、隠岐の7つの二次医療圏域ごとに計画策定がなされております。
津和野町は益田圏域に該当いたしますが、当圏域での詳細な取り組み内容や評価については、益田地域保健医療対策会議が設けられており、その場にて説明を受け意見交換を行う流れとなっております。
3月17日に開催される予定であり、私も出席をいたします。
