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津和野高校卒業式(令和5年3月1日)

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島根県立津和野高等学校の卒業証書授与式が開催され、出席のうえお祝いの言葉を述べてまいりました。

本年は65名の卒業生です。皆さんコロナ禍での高校3年間を過ごされてこられ、大変なご苦労があったと拝察をしております。
卒業生代表あいさつでは、様々な行事が中止になるなど制約があったものの、それでも色んなことにチャレンジし、たくさんの思い出がつくれた高校生活であったとの言葉が印象的でした。

町内から進学した方々、町外から入学された方々が、それまで別々の生活文化において育んできた個性を、時にぶつかりあい、時に認め合いながら、切磋琢磨の上成長する土壌が今の津和野高校には出来ていると私なりに理解しております。

「誰か周の学を承け、鷗外の筆継ぎゆかむ」
。これは、津和野高校校歌の一節でありますが、私も含め卒業生の多くがこの校歌を歌うとき、気持ちが高揚し自らを奮い立たせます。
藩校養老館の歴史を受け継ぐ津和野高校での3年間を過ごした卒業生の皆さんは、伝統により培われてきた気風の中で西周と森鷗外の精神を育まれ、これから社会を自ら切り開くその基礎を身につけられていると信じております。

卒業後、進学する方、仕事に就かれる方、様々かと思いますが、各々が自らの進路を力強く歩み切り拓いて行って頂きたいと願っております。

津和野高校卒業式

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