島根県町村会の総会を開催し、令和5年度の事業計画や予算等について承認頂きました。
その他審議事項や協議事項と合わせ、島根県よりお越し頂き、令和5年度島根県当初予算案、地域振興部の施策、島根かみあり国スポ・全スポについて、行政説明を頂きました。
地域振興部の施策においては、島根県において令和4年7～8月にかけて実施された中山間地域住民生活実態調査の結果について説明を受けました。
主な調査内容としては
〇買い物、通院などの生活環境の評価、利用状況
〇外出と移動手
〇移動販売、通信販売等の利用状況
〇自治会等の活動参加
〇今後の居住意向、幸福感等
についてであります。
津和野町も調査の対象地域となっておりますが、県全体として集約されたデータとともに、今後の施策を考える上で非常に参考になるものといえます。
この度日原地区に建設する商業施設も人口減少による中山間地域が抱える課題の解決策として取り組むものでありますが、単に買い物支援対策という一つの課題に留まることなく、福祉や交通などの多様な課題をも複合的に解決できるようにトライする視点が求められていると考えております。
中山間地域が抱える課題を直視し、今後の動向を予測しながら一つ一つの事業を効率的かつ効果的に成果を導き出して行くために、この度の調査結果を十分に活用させて頂きたいと考えております。
また、同じく地域振興部の施策の中で、JR路線の利用促進について、プロジェクトチームによる検討結果を報告頂きました。
特に私たち行政の立場の者から積極的に利用促進を行う上での具体的な方策が示されてもおります。
津和野町においても山口線と山陰線の存続に向けて、単に要望活動を行うことだけに留まらず、具体的な利用促進事業に取り組むことは言うまでもなく、観光利用と住民によるビジネスも含めた生活利用の両面から、島根県の取り組みと連携し、具体的な行動を起こしてまいりたいと思っております。
