益田市から山口市間の一般国道９号整備促進期成同盟会を設立することとなり、その総会を開催いたしました。
これまで国道９号については、浜田市から津和野町間の整備促進について期成同盟会による要望活動を行ってまいりましたが、これとともに、今後は新しく結成した当同盟会を通して山口市とも連携しながら活動を行うことともなりました。
山口市におかれては、これまで山口県側の活動として市内を走る国道９号の整備促進にご尽力をされてこられております。
津和野町としても、これまで島根県側の活動にとどまっていたものが、この度の同盟会結成を通して、益田市から山口市まで一体的な取り組みができることともなり歓迎しております。
国道9号は山陰と山陽を結ぶ観光振興や経済発展をはじめとする私たちにとって重要な幹線道路であるとともに、国土交通大臣によって「重要物流道路」に指定されております。
また、島根・山口両県の緊急輸送道路ネットワーク計画においては、「第１次緊急輸送道路」に指定されており、防災・減災の観点からも重要な役割を担っております。
一方で、益田市神田から津和野町枕瀬間において事前通行規制区間が存在し、過去何度も大雨時に通行止めになっておりますし、山口市阿東から宮野間においても事前通行規制区間が存在しており、これらの解消が共通の課題ともなっております。
こうした課題の解決に向けた取り組みをこれまで山口県側と島根県側それぞれに行っていたものを、これからは重層的な活動を行うことができ、大きな期待を寄せているところでもあります。
このように発展的な活動を行うことに至ったのも、山口市のご理解があってのことであり、山口県央連携都市圏域推進協議会等を通して、交流を深めてきた大きな成果であるとも認めているところであります。
この度結成された期成同盟会を通して、国道9号の道路整備促進により精力的に取り組んでまいりたいと考えております。
