津和野町二十歳を祝う会を町民体育館にて開催いたしました。
昨年４月１日より民法が改正され、成年年齢が２０歳から１８歳に引き下げられました。
本町ではこれまで成人式として開催しておりました式典を、今後１８歳を対象として行うことなく、引き続き「二十歳を祝う会」として名称を変え開催することとしております。
尚、この度対象となる53人の皆さんは、新しく成人となられた世代であり、このうち33人が出席されました。
式辞では、津和野町が持つ素晴らしい風土と気風の中で学び、成長してこられたことを誇りと自信にして、今後においても志を立て、自らの信念を確立するとともに、知性を磨き、心身を鍛錬されて、社会への貢献を積極的に果たす人となって頂きたいとのエールを送らせて頂きました。
また、私達の先祖や先人たちが守り育んできた本町の崇高な気風を、次の世代に引き継いで行く担い手として、我が町で生活し、その責任と誇りを感じて頂きたいとの願いを言葉にし、定住を呼び掛けたしだいです。
式辞の3分の1以上の時間を定住へのメッセージにあてておりますが、それはこれまでの成人式と同様であります。
ただ毎年、このことに対する私の強い思いが前面に出過ぎてしまっているのではないかとの迷いを有しながら、原稿を作成しております。
それでも最終的には、定住への熱い期待と思いを若い方々に直接訴える機会は他に無いことから、千載一遇の場として心を込め式辞として作成し、読ませて頂いております。
二十歳を迎えられた方の中から、今後一人でも多く本町に定住して頂くことを願うと同時に、若い方々が本町で明るく元気に生活して頂けるように、まちづくりをより一層推進して行く責任を果たして行かなければならないと自らに言い聞かせております。
もちろん、町外で暮らしを立てられる方々にとっても、それぞれの人生を力強く歩んで頂くことを願っておりますし、本町がいつまでも変わらぬ良き故郷として帰ることのできる場所であり続けるよう、更に努力してまいります。
