浜田市にて令和4年度の石見神楽広域連合協議会の総会が行われ出席をいたしました。
当協議会は石見神楽の保存・継承に向け、関係団体が広域連携のもと情報交換を図りながら、石見神楽を通した観光等の地域振興に関する各種事業を展開しており、広域とは浜田市、益田市、大田市、江津市、邑南町、美郷町、川本町、吉賀町と津和野町に及んでおります。
事業は「誘客促進」、「情報発信」、「環境整備」の３つを骨組みとしており、「誘客促進」においては、石見神楽定期公演、出張上演、旅行事業者向けツアーの開催などを行っております。
「情報発信」としては、Yahoo、Google、Facebook、InstagramなどのWEBの活用、大都市圏でのワークショップ開催などのプロモーション事業、「石見の神楽在月」の展開などを行っております。
「環境整備」としては、日本遺産展示会、舞台設置アドバイザーの派遣、子ども神楽体験教室、表彰・講演会の開催などを行っております。
新型コロナウイルス感染症の影響によりここ数年はコロナ前に比較すると事業展開が難しい状況にありますが、アフターコロナという観点からも、継続して地道に取り組んで行くことが大切かと考えております。
当協議会は、石見地方を代表する伝統芸能を共通して有している特性を生かした組織であるとも言え、連携による相乗効果のもと、日本遺産にも認定された石見神楽を通した観光振興等を進める上で有効と認めており、本町の観光振興はもとより、町内社中の保存継承に平素よりご尽力頂いている皆さまへの支援ということにも結び付けてまいりたいと考えております。
