ささつな自治体協議会の総会を開催いたしました。
「ささつな」とは、「ささえる、つながる」を略した造語で、津和野町と同規模の全国の自治体から、同じ志を共有する首長が集まり結成しております。
地域を超えた首長同士の対話と連携を通して各々の地域課題の解決につなげるとともに、災害時においては相互支援を行うことを目的に協定を締結しております。
平成25年に本町を襲った豪雨災害では、当協議会加盟の様々な自治体から交代で職員の派遣を頂き、災害復旧に多大な支援を頂いております。
コロナ前までは、春と秋の年2回総会を開催しておりましたが、コロナの影響によりしばらく開催を中止しておりましたものの、情勢を勘案しこの度久しぶりに開催いたしました。
また、当協議会の支援団体としてささつなＣＳＲ協議会が結成されており、銀行、食品、出版、レジャー、ITなど業種を超えて著名な企業が参画し、企業としての社会貢献活動を進めながら、それぞれの企業が持っている特性を生かした支援をささつな自治体協議会加盟の自治体に対して行って頂いております。
これまでの総会では、参加自治体の取り組みや参加企業によるＣＳＲ活動の紹介を相互に行いながら情報交換を行うことや、省庁から担当者にお越し頂き、関心の高い国の施策について説明を頂くことなどを中心として実施してまいりました。
この度の総会では、経済産業省よりＪクレジット制度について、中小企業庁より中小企業への支援策について、商工出版サービス（全国商工会連合会）より災害備蓄事業について、それぞれご出席の上お話をして頂きました。
どのお話も我々にとってタイムリーで関心の高いものであり、参加首長にとって意義ある勉強の機会になったと思っております。
Jクレジット制度はこれから更に充実されて行くことが予想される中で、国担当者との関係がこの度出来たことや、ささつなCSR協議会加盟企業とのこれまで築いてきた関係は、大きな財産になるものと信じております。
