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第5回鷗外講座(令和4年11月20日)

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鷗外講座に出席をいたしました。森鷗外生誕160年並びに没後100年を記念して今年度行ってまいりました鷗外講座もこの度が最終回となります。
講師は、我が津和野町立森鷗外記念館の館長である跡見学園理事長山崎一頴先生で、「遺言『石見人森林太郎トシテ死セント欲ス』の意味」というタイトルにてお話を頂きました。

この度も、山崎先生のお話をこの場で書き記すことは、私の誤解釈の可能性もあり、慎重を期して差し控えたいと思います。
ただ、あの遺言がどのような意図をもって記されたのか長い間の関心事であったため、山崎先生には分かりやすく解説を頂き、胸のつかえが取れたような思いであります。

そして、国内外で認められた偉人森鷗外といえども、様々な葛藤を持ちながら人生を歩んだと思われることやその中でも石見人の素晴らしい気質をもって、力強く社会を生きてきたことなどは、私たち石見の人間にとって勇気を与えてくれるものであり、改めて森鷗外への愛着を感じるお話でありました。

この度の講演も、CATVで放送される予定となっており、多くの皆さまにご覧いただき、先生のお話を各々の心にて考察しながらお楽しみいただきたいと思います。

全5回の講座においては、皆勤の方をはじめ多くの皆さまにご出席を頂いたことを感謝申し上げます。
生誕及び没後の記念事業として行ったものでありますが、森鷗外を知り、その作品を読み解くうえで非常に意義ある機会になったと思っております。

鷗外作品は、これからの社会を歩んで行く上で大切な教訓を得る教材にもなるという事実を学ぶことが出来たことは大きな収穫であり、今後も本町の教育にも積極的に活用してまいりたいと考えております。

第5回鷗外講座

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