新山口駅ホームにて今季最終運行となるDLやまぐち号の出発式が行われ、ごあいさつをしてまいりました。
今年は5月3日にD５１が炭水車の不具合が発生し運休となり、以降ディーゼル機関車DD５１での運行となりました。
途中には2カ月の運休もあり、例年よりも運行日数が減っております。
JR西日本の皆さまには修繕に全力を挙げて頂いており心から感謝するとともに、勇壮なSLの姿を再び迎え、見ることができると信じております。
最終運行もディーゼル機関車でありましたが、出発式では多くのファンの皆さまに訪れて頂いており、津和野駅までの約2時間、車窓から見える田園風景と家族や仲間との交流を楽しんで頂いたと拝察しております。
定期運航は本日が最終ですが、今後12月24日及び25日にはDLクリスマス号が、1月1日から3日まではDL津和野稲成号が臨時運行される予定であり、新装なった津和野駅にも多くの皆さまにご乗車の上、訪れて頂けるものと期待しております。
来年は、益田駅まで延伸し、山口線全線開通100年という記念すべき年となります。
100周年に相応しい行事を沿線自治体と連携して実施したいと思っておりますし、記念すべき年を契機として更なる山口線の利用促進に取り組みながら、路線の維持に努力してまいりたいと思っております。
ゼロカーボシンティ宣言をした津和野町にとって、公共交通機関の利用促進を図ることは、環境問題においても理に適った取り組みと信じております。
