全国源流の郷協議会による首長サミットがWEB会議にて開催されました。
当協議会は、全国各地の河川の上流域に位置する自治体が集まり、組織しております。
日本の源流域は、国土保全や環境保全のための重要な役割を担っておりますが、人口減少等により、将来にわたっての維持が難しくなりつつあります。
源流域に存在し、環境や国土保全の責任を果たすために懸命に努力している会員一同が共に活動し、志を同じくする場である当協議会の趣旨に賛同し、津和野町も参画させて頂いております。
サミットでは、現在で取り組んでいる「源流基本法」の制定などについて意見交換をいたしました。国会議員で組織頂いている「源流を守り、国土保全を推進する」議員連盟の皆さまに法律制定に向けての研究をして頂いておりますが、法律の定義をはじめ財政上の措置など、まだまだ議論を深めなければならない課題が残されております。
法律という高い理想のもとで制定される意義を認めながら、源流域の重要性を広く国民に理解を頂くよう、我々現場の立場においても意見を集約し反映して頂くよう、これからも積極的に関りをもたせて頂きたいと思っております。