鹿足郡事務組合議会の第2回定例会を開催いたしました。
鹿足郡事務組合は、本町に立地するし尿処理施設（クリーンパル）とCATV施設（サンネット）の運営を行っておりますが、その事業内容や予算決算等の重要事項について審議し、決定する機関として議会が構成され、定期的に会議をもっております。
当組合の管理者は津和野町長である私であり、議会には津和野町と吉賀町の議会の代表と吉賀町長の8名が選出されております。
この度の定例会では、令和3年度の決算と令和4年度の補正予算について審議を頂き、全ての議案をご承認頂いたところであります。
各施設の状況について簡単に報告いたしますと、まずし尿処理施設は、搬入量が9月末時点で前年同期比4.7％の減少となっております。
これは人口減少や浄化槽への切り替えが進んでいることが要因であり、経費を抑える努力とともに事故が起こらないように細心の注意を払いながら順調に運転しております。
次にケーブルテレビ事業は、加入状況が9月末現在で、津和野町は加入率97％、吉賀町は86％となっております。
昨今、自然災害が激甚化しており、設備の災害対策についてこれまで以上に取り組む必要性を感じているところであります。
合わせて、安定的なサービスの提供についても注意を払ってまいりたいと考えております。
また、同日午後からは、鹿足郡不燃物処理組合定例会と鹿足郡養護老人ホーム組合定例会が吉賀町にて開催されました。
不燃物処理組合は、吉賀町にある不燃物処理施設（リサイクルプラザ）の運営を、養護老人ホーム組合は、同じく吉賀町にあります養護老人ホーム（銀杏寮）とそれに付随するサービス事業を行うもので、吉賀町長が管理者を務められておられます。
そして、鹿足郡事務組合と同様に、吉賀町議会と津和野町議会のそれぞれの代表と津和野町長とで議会を構成し、事業の状況や予算決算等について審議しております。
この度の定例会では、どちらも令和3年度決算と令和4年度補正予算が主な議題であり、全会一致にて承認されております。
