3団体長・事務局経済対策合同会議（令和４年８月25日）

商工会長、観光協会長と私、そしてそれぞれの団体の事務局とによる合同会議を開催しました。
以前にもご紹介した記憶がありますが、新型コロナウイルス感染症を受けて町内経済の状況を共有し対策を協議するための会議で、これまで定期的に開催してきております。
7波の感染拡大が起こっている現在ですが、全国的な行動制限がなされていないこともあり、本町の観光入込客は春から夏場にかけて徐々に戻ってきている状況にありますが、店舗によっては、売り上げの減少を補えない状況にもあることを確認しました。
また、店舗での感染対策を今一度徹底されることをお願いすることで、安心して津和野観光を楽しんで頂くＰＲにもつながるということや、物価高による町内の生活支援を拡充することが経済対策上からも重要との意見も頂きました。
また、事業所の中で感染者が発生した時に、濃厚接触者として仕事を休む場合の保障という、これまで急激な感染拡大を経験してこなかった本町にとっての新しい課題も指摘されたところであります。
財源の問題もあり全てを解決することは難しいと認めておりますが、現在、新型コロナウイルス感染症対応臨時交付金を国に対してお願いしているところでもありますので、是非とも実現の上、有効な財源として更なる感染対策と経済対策に活用させて頂きたいと考えております。
尚、これまで長期に渡って実施してきた業績悪化緩和の対策事業については、一旦区切りをつけ、町内消費を喚起する対策に今後は重点を置く方向性についても確認したところであります。
当会議は新型コロナウイルス感染症の発生以来、何度も繰り返し実施してまいりましたが、町内の経済状況を確認、共有し、効果的な対策を打つうえで、非常に重要と考えておりますので、事業者の皆さまも所属の団体に忌憚のないご意見をお寄せ頂きたいとも思っております。