お盆

本年もお盆を迎えます。期間中にはその前後から多くの方々が帰省を計画されておられると拝察しております。
全体を把握しておりませんが、新型コロナウイルス感染症への対応から町内各地で恒例の盆行事を本年も中止されておられるようです。
主催者の皆さまには、感染対策のためやむなく中止のご判断をされたかと思い、ご協力に感謝申し上げます。
故郷へ帰省された皆さまには、地域での盆行事も楽しみのひとつであったことと心苦しく存じますが、ご家族やご親族等でゆっくり故郷を満喫頂きたいと願っております。
尚、15日には殿町通りでの「津和野踊り」が3年ぶりに開催されます。
この行事は、1617年に亀井政矩公が津和野藩主になって以来400年以上にわたり続いているもので、県の無形文化財に指定されております。
歴史と文化の町津和野の中でも重要な位置を占める伝統行事であり、輪になって踊る光景は歴史の重みを感じる風情があります。
踊りに参加するも良し、見て楽しむも良し、それぞれの楽しみ方でお過ごしいただきたいと思います。
また同じく15日には、「にちはら鮎まつり花火大会」が4年ぶりに実施されることとなっております。
感染対策のため時間を短縮し、出店による飲食の提供等も行わずに実施されますが、それでも「にちはら花火大会」ならではの、山間にこだまする大きな音とともに高津川上空の眼前に打ち上げられているような迫力ある花火を、お楽しみ頂けるものと思っております。CATVでも生中継をする予定です。
いずれにいたしましても、人の動きが活発化するお盆期間中においても、３つの密を避けること、マスクの着用と毎日の手指消毒、体調管理等の基本的な感染対策に配慮頂いた上で、ごゆっくりとお過ごしください下さいますようお願いいたします。
また、お盆期間中に津和野町を離れられる町民の方々も多くおられるかと思いますが、移動中や滞在先においても、基本的な感染対策を心がけ感染拡大の防止にご協力を頂きますようよろしくお願いいたします。