臨時議会（令和４年７月27日）

津和野町臨時議会が開催されました。
提案した議案の内、主なものは令和4年度補正予算で、学校給食センターの整備事業費について約221,000千円を増額するものです。
当初に計上していた約604,000千円と合わせると825,000千円の規模となります。増額の理由としては、建設資材が急激に値上がりしており、建設工事の入札を行う前に予算を増額しておいた方がよいと判断したためです。
合わせて、センター内の扉を自動にする等、当初の仕様から変更し、増額をさせて頂きました。
建設資材の落ち着きを待って事業実施をすることも重要な選択肢ではないかと思う方もおられると拝察しておりますが、現在の施設の老朽化がかなり進んでおり、一刻も早い完成を目標としなければならない中で、今後の物価上昇の予測も困難であることや、財源において国の補助金や過疎債（起債の一つですが、償還の約7割に対して国の交付税措置がある有利なもので、全国からの需要が高いため枠の確保が難しくなってきております）の枠が既に確保できていることから、物価上昇の現段階においても事業の実施をした方が良いと判断したものです。
また、自動扉についても衛生面などの機能をより高く保つためにはベターであると判断し、近隣の給食センターの建設事例なども参考にしながら、この段階での仕様変更はイレギュラーであることは承知しながらも、将来に渡って後悔の無い施設をつくるため、前例のない提案をさせて頂いたしだいです。
議会からは様々なご意見を頂きながらも、子どもたちに安心安全な給食を一日も早く提供する観点から、ご承認を頂いたところであります。
今後の物価上昇の動向が気がかりではありますが、今後すみやかに入札を行い、建設着工へと進むとともに、備品関係の予算を議会に提案し、購入を行ってまいります。
その他の議案では、つわぶき交流センター建設工事の請負変更契約（約8,400千円の増額、工期を10月14日へ延長）の締結、町道「中座団地線」の路線認定などを上程し、ご承認頂いております。