島根県知事、副知事、島根県議会議長、県土木部長への道路整備や治水対策に関する要望を益田市長、益田商工会議所会頭、浜田市建設部長、吉賀町長、そして関係者の皆さんとともに行いました。
道路関係では、浜田・益田間高規格道路の早期整備について、石西国道９号の交通安全及び防災対策事業の推進について、吉賀匹見線の整備促進について、治水関係では、高津川水系の河川改修事業の促進について、要望を行っております。
このうち、石西国道９号の交通安全対策についてでありますが、浜田市から津和野町までの一般国道９号について、この区間は急カーブが多く視距が悪いところや無歩道、歩道幅が狭いなどの危険個所が多く、通学路になっているところの歩道整備をはじめ早急な安全対策が必要であります。事業は国土交通省で実施して頂くことになりますが、道路整備予算の確保など、県に対して連携した支援をお願いしたところであります。
また、国道９号の益田市神田町から津和野町枕瀬の区間は事前通行規制区間となっており、大雨時に一定の雨量を超えると通行規制がかかります。実際に昨年８月には、２回、合計２０時間の通行止めとなりました。規制がかかることにより避難経路や救急業務、生活必需品の物流など、様々な影響が考えられるため、防災対策工事により事前通行規制区間の解消を図ることが重要となります。
こちらについても事業は国土交通省に実施して頂くことになりますが、県に対して支援のお願いをしたところであります。
これまでも、県のご支援を頂きながら、国土交通省には、要望個所の着実な整備をして頂き安全が確保されてきており感謝しております。
未着手のところを引き続き要望させて頂いたところでありますが、事業の進捗率を上げて行くためには国全体の予算の拡充が必要となります。
住民の安全安心な生活を守る観点から、予算全体の確保と個別の具体的な整備要望との両面から今後も関係機関にお願いしてまいりたいと思います。
