公益社団法人島根県林業公社の定時社員総会が開催され、出席をしてまいりました。町長就任以来当会理事の役職を勤めております。
木材価格の低迷等を背景に、林業公社事業は厳しい環境が続いておりましたが、令和3年度の実績では、第5次経営計画（Ｒ１～Ｒ５）に対して各数値が上回る傾向にあり改善の兆しが見えております。
円安やウッドショック等による影響が一因と言えるかと思いますが、同時に公社収穫事業専門班を組織しての計画的な事業実施に着手するなどの努力が成果を出し始めていることも重要な要因と言えます。
こうしたところからも、森林・林業業界の見通しに明るさを感じておりますが、一過性のものとならぬように、脱炭素社会の推進という理念とともに計画性をもった森林整備を進めて行くことが重要と改めて認識しております。
本町全体の地域振興にこのチャンスを活かせるよう、これまで取り組んできた自伐型林業の推進や美しい森林づくりを、信念をもって発展させてまいりたいと思います。
