萩博物館で開催されている特別展「百年の布～美しき襤褸の世界」を拝見しに行ってまいりました。襤褸はボロと読みます。
本展は、「衣服として生産され、最終的に役目を終えるまで百年を超えるという『襤褸』」にスポットライトを当てた」（ご案内を頂いた文書より）もので、萩市内をはじめ島根県内などの近隣地域で使用されていた仕事着を中心に展示され、美しきものとして紹介されております。
3月19日より開催されており、ずっと気になっておりましたが、終了間際になってようやくスケジュール調整ができ訪問することができました。
この特別展には日原民俗資料館所蔵の紙布の仕事着や製織道具なども貴重な民俗資料として展示されており、他地域の資料と並び見聞を深めることが出来ました。
呼び方も地域によって違いがあり、その点においても興味深く、行けてよかったと思っておりますし、わが町の資料展示に誇らしい気持ちでもありました。
当特別展は終了となりますが、日原民俗資料館に戻ってまいりましたら、多くの皆さまに鑑賞して頂きたいと思っております。
