株式会社Nex-E様による津和野高校「DS実践」成果発表会が津和野高校で開催され、参加してまいりました。
DSとはデータサイエンスの略であり、データから価値ある知見を導き出す学問・技術の総称で、アルゴリズムやプログラミングなどを組み合わせ、意思決定やサービス改善に役立てるものです。
津和野高校では教育魅力化の一環として今年度より、これまでに本町へ進出頂いたIT系企業の協力を得て、データサイエンスを用いた授業を展開されており、生徒さんたちは、地域課題の解決や新たな魅力創出をテーマとしてグループに分かれ、それぞれが課題の抽出と解決策を導き出す取り組みを行ってこられました。
この度の発表会では、9つのグループが津和野町の現状を分析し地域課題として「映像」「料理」「地域」「旅」「言語」「ゲーム」「動物」「空き家」「スポーツ」のテーマから抽出し、解決策となる新規プロダクトを提案して頂きました。
発表を全てお聞きし共通して感じたのは、プロダクトの大半においてコスト計算がなされ、その財源についても示されており、提案の実現性の高さを受けとめることが出来たことにあります。
提案内容についても、
○ITを活用した町内料飲店等のリアルタイム情報、
○資源のコアな魅力の掘り起こしとゲームへの活用、
○高校生製作モニュメントと竹を活用したイベント、
○県外性が地元に帰省時の町の魅力PR、
○学生が買って食べやすいスイーツの開発・販売、
○宿泊者増を目的としたライトアップ等による夜の魅力化、
○サイバーゲームを使った運動による健康づくり、
○ペット共生する観光地づくり、
○空き家活用による壁画マップ製作等のコミュニティスペースづくりなど、
どれも町が現在認識している課題であり、実現性のある解決策として興味深く聞かせて頂きました。
デジタル技術を活用しながら思考力を磨いて行くデータサイエンス授業の一端にふれ、その可能性について私自身が理解を深める良き機会ともなりました。
最後に講評の役割を頂いておりましたので、全グループの発表を聞きながら、メモし、言葉としてまとめることに全力を挙げて頑張りました。
短時間での作業であり、意を尽くした講評にならなかったと、申し訳なくも思っておりましたが、いずれも素晴らしい発表であったことを改めてこの場に記しておきたいと思います。
どれもが実現性が高いものであるがゆえに、是非とも今後、提案内容を実践して頂きたいと期待しております。
実践から更なる課題や効果などの重要な気づきが得られると信じており、それを再びデータサイエンスに活かして行くことで、人間力の向上という学びの効果へつながることを期待しております。
教育魅力化の進化を実感することのできた素晴らしい機会を与えて頂いた株式会社Nex-E様と地域の関係者の皆さま、そして津和野高校の生徒さんたちに心から感謝いたします。
