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在伯島根県人会70周年⑶(令和8年8月29日)      

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本日は、先週に引き続き在伯島根県人会70周年に関わるブラジル滞在3日目の報告をさせて頂きます。

8月29日は、サンパウロから北方へ約300kmにあるグァタパラ移住地を、バスにて約4時間かけて移動し訪問いたしました。
当地は1908年に笠戸丸ではじめてブラジルに移住された方々の一部が入植された歴史ある移住地です。

訪問先は1962年に海外移住事業団(現JICA)が創設し、全国柘植農協連が山形県・茨城県・長野県・岡山県・山口県・佐賀県・島根県の7県から資金協力を得て耕地の一部を購入した地であり、現在約110戸が養鶏やハス、レンコンなどの栽培を行っておられるそうです。

現地では開拓を支えてきた先人たちを顕彰する拓魂碑への参拝と記念植樹を行った後、住民の方が公民館と称しておられたグァタパラ文化会館において、在伯島根県人会グァタパラ支部の新田孝二支部長をはじめとする地域の皆さまに歓迎会を開催して頂きました。
尚、Sr・Gidemir de Souzaグァタパラ市長、高木ウイルソングァタパラ文協会長にもご臨席頂いております。

地域の皆さまには心温まる歓迎を頂きました。
大人の多くの方々は日本語が堪能であり、会話もスムーズで移民の歴史や地域の状況のお話を聞くとともに、津和野町の観光パンフを持参しておりましたので、こちらからは本町の豊かな自然や街並みなどを紹介し、有意義な交流が出来ました。

手作りの料理もとても美味しく頂きましたが、その中には貧しく厳しい時代の家庭料理を再現して下さったものもあり、ご説明を聞きながら食を通して歴史を学び貴重な体験をさせて頂いと思っております。

島根県所縁の方々もおられ、皆さまからは親しく声をかけて頂き、初対面とは思えない懇親を深めさせて頂いたこと、忘れることの出来ない思い出となりました。

祝賀会では、地元の子どもたちによる太皷やよさこいソーランの披露がなされ参加者一同に盛り上がりました。
また、益田市からこの度の70周年に際して訪問された石見神楽九々茂保存会とブラジル神楽団も当地へ同行のうえ、恵比寿と大蛇を舞い、地域の皆さまに喜んで頂いております。

当地域は、人口が300~400人くらいで、規模的には私の住む左鐙地域と同程度と想像しております。
温かい人間性も同じと親しみを感じました。
大きな違いは風土であり、山に囲まれた左鐙地域と比して当地は見渡す限りの広大な耕地でありました。
景色を見ながらこれまでに計り知れない程のご苦労があったことを拝察するとともに、現在も歴史を継承し、明るく力強く営みを続けておられることに心からの敬意を表するしだいです。

サンパウロまでの帰路もバスにて、夜遅くのホテル着となりましたが、充実したグァタパラでの一日となりました。

ブラジル滞在4日目の報告はまた明日にさせて頂きます。

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