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カイ・フランク展@グラントワ(令和8年8月12日)

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グラントワにて開催されている「カイ・フランク展」に行ってまいりました。

カイ・フランクはフィンランドを代表するデザイナーで、機能性とシンプルなデザインを追求したガラス器や陶器は「フィンランドの良心」と呼ばれるほどに高い評価を受け、没後においても人気を博しております。

この度の展示会は初期から晩年までの作品とともに、その人生と素晴らしい創作活動を生んだ背景を紹介されておりました。
私はこれまでその存在を知りませんでしたが、先日のSNSに掲載したように島根県立美術館で開催中の「タピオ・ヴィルカラ展」を鑑賞したことをきっかけとして、同じフィンランドのカイ・フランクにも興味を持ちました。

第2次世界大戦にて敗戦国となったフィンランドにおいて、敗戦後の厳しい社会情勢や家庭の環境にあって、暮らしに寄りそうことを考えながら生み出されたデザインはシンプルなフォルムであり、かつ安価で丈夫なアイテムの数々は日常の生活に受け入れられるとともに、その後のデザイナーに影響を与え続けてきたとのことであります。

実際にその作品を見て、マグカップやプレート、タンブラーなどの日常に使用するテーブルウェアなどは、確かに一見シンプルなれど、良く見ると他の同類の食器とは違う洗練さを感じます。
また色合いも深みがあり、手に取って日常生活の中で毎日見ながら使いたいとの思いにかられる作品が多くありました。
そして後年の色と色の組み合わせによる作品はとても美しく、心を奪われました。

稚拙な文章表現では十分に伝えきれないもどかしさを感じておりますが、現在グラントワでの展示会は終了しておりますので、ホームページや雑誌などでご覧頂きたいと思います。

カイ・フランクが過ごした美しい自然に囲まれた長閑な場所についても写真や映像で紹介されておりました。
素晴らしい作品が生み出されるバックグラウンドといえ、そういう観点では津和野町の風土も創造性豊かな人材を輩出するにふさわしい場所であると自信を深めたところでもありました。

この度、島根県立美術館での「タピオ・ヴィルカラ展」とグラントワでの「カイ・フランク展」が同時期に開催されたいきさつを知り得ませんが、どちらも素晴らしいものであり、鑑賞出来たことをうれしく思っております。

写真は両展示会に行った場合に頂くことができたポストカードです。大切にいたします。

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