津和野町に本社を置く、木製建具・木製家具製造販売業の有限会社平和木工様が2026年のiFデザインアワードを受賞されました。
これはドイツのiF Designが主催する世界的に権威のあるデザイン賞のひとつであり、1954年に始まり、見た目の美しさだけでなく使いやすさの価値までを評価するものとして、長きにわたり世界で高く認知されてまいりました。
受賞した作品は、「MUSUBI」と名付けられた幅45cm、高さ約40cmの一人用椅子で、背もたれやひじ掛けのないスツールに属するものです。
高津川流域の木材と石州和紙が使われており、日本の伝統技術を応用した機能と優れたデザインが高い評価を得たとうかがっております。
作品を生んだきっかけは、洗川武史社長が昨年に東京で開催された展示会の島根の木工製品を扱うブースに参加されたことによります。
その時に、お隣の沖縄県立芸大のブースにおいて展示されていた知念美月さんの作品にほれ込み、同大学と知念さんのご理解のもと製品化を進めてこられました。
ホームページを見ると、他の受賞者には大企業が名を連ねており、当アワードの権威をうかがい知ることができますが、そうした企業に伍して津和野町の企業が受賞されたことは、誇りに思えます。
長年にわたり高津川流域材の製品への活用とブランド化に向けてご尽力をされてきたことに改めて敬意を表するとともに、この度の受賞を心よりお祝い申し上げます。
この度の受賞作品「MUSUBI」は、島根県内企業の木製品をPRする大阪南港のATC(アジア太平洋トレードセンター)のIHPC(ATC輸入住宅促進センター)内にある島根県木製品常設展示場「WOODMEETS」に紹介されております。
私は関西出張の際に拝見いたしましたが、当該作品の素晴らしさはもとより、その他、島根県内各地の企業が魅力ある島根産の木製品を生み出しておられることを再認識する機会となりました。
展示は現時点で終了の予定はなく継続されるとお聞きしておりますので、大阪にお出かけの際には、立ち寄ってみて頂くことを願っております。
先月配布の津和野町広報9月号において、この度の受賞の特集を掲載しておりますので、ご覧ください。
