木質バイオマス推進協議会を開催いたしました。
令和4年8月に津和野フォレストエナジー発電所が稼働して以来、早いもので4年が経過しておりますが、昨今の物価高騰に伴う燃料費及び資材費の上昇がバイオマス原料の供給に対してどのような影響を及ぼしているか等、木質バイオマスの現状と今後の安定的運営に向けた方策などを関係者が共有する機会とするべく開催しております。
議題のはじめにフォレストエナジー株式会社様より発電所の稼働状況等についてご報告を頂きました。
2025年度まではおおむね順調な稼働であったものの、昨年度は暑さによる機械の故障と輸入部品の調達に苦慮する状況が続き、稼働率が下降いたしました。
設備の更新等により現在は解決しており、今後稼働率も回復する見込みとのことでありました。
続いて安野産業株式会社様、伸和産業株式会社様、有限会社石州造林様、高津川森林組合様より、原料の供給についてそれぞれから状況報告を頂きました。
総じて労働力不足と物価高、そして暑さ等の影響を受け苦慮されている現状にあります。
そのうえで原料供給の責任を果たすべく努力して頂いていることを受けとめました。
皆さまが厳しい環境の中で本事業の継続に向けて、時に損得勘定を超えてご努力を頂いていることを認識したところであり、改めて敬意を表したいと思います。
行政の立場としても、物価高に対応できる伐採・搬出コストへの支援や供給対象となる森林の確保といった取り組みの必要性を感じました。
当事業は森林・林業の振興の一環として進めてきたものであり、そうした観点からも森林経営管理制度や森林環境譲与税をこれまで以上に有効的に活用する方策を検討して行くべきと考えております。
この度の会議は2年ぶりでありましたが、参加者からは最低でも毎年1回は開催し現状を共有し、今後の方針を意見交換することの意義についてご意見を頂きました。
私としても同感であり、配慮してまいりたいと思います。