永明寺本堂にて「祈りが響く」と題した特別公演が開催され、鑑賞してまいりました。
津和野町在住の音楽家アゴスティーニ・マリアーノさんが中心となり周防大島在住の岡本修道さん、祝島在住のこだままことさんと結成されたQuantum Beatsによる音楽と同じく本町在住の安達佳さんによる詩の朗読、本町出身で芸術を大学で学ばれている彩恵さんによる書道のパフォーマンス、そして永明寺萩野泰道住持をはじめとする僧侶の皆さまとのコラボレーションが繰り広げられました。
600年以上の歴史を持ち、国の名勝指定を受けている永明寺の佇まいと凛と張り詰めた静寂感に包まれながら、素晴らしい舞台のもとで聞き、見るライブパフォーマンスはすべてが感動的であり、傷ついた心が癒され、洗われ、そして覚醒する、かけがえのない時間を過ごすことができことに感謝しております。
安達さんにより朗読された詩は本町出身の詩人岩堀純子さん作のものでありました。
披露された「水の旋律」と「水の感触」は様々な矛盾が露呈しつつある現代社会において深く考えさせられる内容であり、心に染み入りました。
彩恵さんによる書のパフォーマンスは、何も書いていない白い紙からだんだんと墨による迫力ある絵が出来上がって行く過程にずっと目が引き付けられておりました。
完成された作品の素晴らしさから既にプロで活躍されているものと思っておりましが、大学生であることを後でお聞きし、無限の可能性を認めとても頼もしく感じたところであります。
そしてマリアーノさんを中心とするQuantum Beatsによる音楽は夕暮れから次第に暗くなる永明寺本堂の雰囲気とマッチし、時に目をつむり、時に雰囲気を目で楽しみながら、素晴らし音楽を満喫いたしました。
私はクラッシックからジャズ、そしてヘビメタまで幅広い分野の音楽を好んで聴きますが、この度披露されたもの全てが相性ピッタリで、芸術性にあふれた才能ある方が本町に定住して頂いていることを本当にうれしく思っております。
僧侶の皆さまとのコラボレーションも素晴らしく、繰り広げられる読経と音楽がマッチして、全ての煩悩が取り払われるような感覚でありました。
萩野泰道住持による講和にうなずきながら、芸術と宗教の親和性とともに、繰り返しになりますが本当に貴重でかけがえのない体験をさせて頂いたと感動を胸に会場を後にしたしだいです。
時間を共有した皆さまが私と同じ思いであると拝察するとともに、お世話をなされた関係者の皆さまに心からの敬意を表し、感謝を申し上げます。
写真は許可をとっておりませんでしたので、出演者の方々の掲載は自粛いたします。会場の雰囲気だけでも伝われば幸いです。
