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里山広葉樹利活用推進シンポジウム(令和8年2月24日)

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「森の彩りを暮らしへ」と題しての里山広葉樹利活用推進シンポジウムが開催され、私はWEBにて参加し聴講いたしました。

里山広葉樹は燃料革命などの時代の変遷において人間の営みとの関係が希薄となり放置林と化し、ナラ枯れ被害の拡大や野生動物との軋轢が生じるなど様々な問題が生じております。

こうした中、林野庁開催の有識会議では里山広葉樹の利活用に向け関係者の情報共有の基盤となるプラットフォーム構築の必要性が提言されております。
これを受けて当シンポジウムは、国産広葉樹の利活用にて第一線で活動されておられる方々からの事例発表とともに、今後立ち上げが予定されているプラットフォームのあり方について議論を深めることを目的として開催されております。

里山広葉樹利活用の事例紹介では、「国産広葉樹の現在地~流通のボトルネックと、未開拓市場のポテンシャル」と題して株式会社森未来プロダクトマネージャー井口光氏、「豪雪地集落維持のために、ブナ林を育成しながら活用する」と題してスノービーチ・プロジェクト世話人紙谷智彦氏、「広葉樹材流通の課題とノースジャパンの取組」と題してノースジャパン素材流通協同組合理事長鈴木信哉氏、「既に里山2万ha以上を活用している薪炭業を更に発展させるには」と題して東京燃料林産株式会社社長廣瀬直之氏、「旭川家具の挑戦~森と広葉樹、そしてデザインで築くブランド戦略」と題して旭川家具工業協同組合理事長藤田哲也氏の5名より、それぞれの取り組みをお話頂きました。

また、林野庁里山広葉樹利活用推進チームからは、国内の広葉樹資源量調査の結果や利活用に向けた期待と課題、里山広葉樹プラットフォームの構築に向けた状況等について説明を頂いております。

国産広葉樹は、薪炭の需要が依然として高いとともに、インバウンド効果によりブームとなっているコケシやけん玉、ウイスキー樽、タオル掛けの材料など、様々な用途に求められている状況にあります。

そして小さいものは炭用として、それ以上の大きなものは各種製品や薪へというように規格の違う広葉樹を多様に生かすことが重要であり、そのためには川上から川下まで様々な関係者が情報共有をし、市場において多品種の広葉樹が揃っていることにより木材価格としての価値を高めることにつながります。

プラットフォームはそのような観点から重要でありますが、構築にあたっては自治体の参加も視野に捉えられており、津和野町としても今後の動向について関心を持って見てまいりたいと思います。

里山広葉樹利活用推進シンポジウム

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