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令和7年度津和野町人権・同和問題講演会(中学校編)(令和7年12月3日)

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津和野町人権・同和対策推進協議会による講演会を開催しました。
午前中は津和野中学校、午後には日原中学校を会場として2回実施し、私は午後の部に出席しております。

講師は日野清人様で「出会い・気付き・反省」~形にとらわれない人権学習を目指して~と題してお話を頂きました。
日野さんは安来市在住で自主学習グループ「第一歩講座有志の会」代表であり、人権バンド「音楽ユニットふれあい」のメンバーとして活動を行っておられます。

部落差別に関わるご自身やご親戚との体験を通したお話は具体的で一つ一つの場面が真に迫ってくるかのごとく共感できるものでありました。
また、その時々の心情を歌にされており、講演において披露されましたが、情感こもった詩と歌声に引きつけられ、様々な困難を乗り越えてこられたご労苦と気持ちのあり方についての大切さが心に響いてまいりました。

中学生の皆さんも集中して講演を聞いておられましたが、同じく参加された町民の皆さんともども、部落差別を知り、行動するための啓発となる機会になったものと拝察しております。
素晴らしい講演を頂いた日野清人様に心から感謝を申し上げます。

10月の津和野高校を会場とした講演会に続いての事業でありましたが、あらゆる人権課題の根絶を目指し、真に一人ひとりの人権が尊重される差別のない明るいまちづくりに向け、人権感覚を高めるための啓発活動を中心とした取り組みの意義を改めて感じたところであり、今後も地道な活動を展開してまいりたいと思います。

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