ここから本文です。

令和7年度全国史跡整備市町村協議会臨時大会(令和7年11月14日)

  • このページを印刷

全国史跡整備市町村協議会の臨時大会が開催され理事の立場にて出席してまいりました。

主として史跡名勝、天然記念物及び重要文化的景観を所有している全国の自治体の中から638市町村(令和7年11月1日現在)が加盟し構成する当協議会は、史跡等の整備促進に資する活動を行っておりますが、毎年この時期に実施する予算確保に向けた陳情活動は重要な事業の一つです。

大会では令和8年度の予算重点要望事項について決定し、大会終了後に各都道府県に分かれて県選出国会議員等への要望活動を行いました。
私は、出雲市、雲南市、大田市、益田市、津和野町の教育長並びに文化財担当者とともに島根県ゆかりの国会議員の皆さまの事務所にうかがい予算確保に向けた支援のお願いをしております。

予算要望は
〇史跡等公有化助成(直接買上)、
〇史跡等公有化助成(先行取得償還)、
〇史跡等整備活用事業、
〇埋蔵文化財発掘調査等の4つの柱を中心として合計241億500万円(概算要求・要望額)となっております。

参加した県内市町からも個別の事業について説明をさせて頂きました。
本町からは
〇史跡「津和野城跡」の石垣修理事業、
〇天然記念物及び名勝「青野山」の整備基本計画策定事業、
〇史跡「西周旧居」の維持管理事業、
〇史跡「津和野藩主亀井家墓所附亀井玆矩墓」の維持管理事業、
〇津和野町内遺跡発掘調査事業について説明しております。

多くの文化財を抱える本町にとって、厳しい財政状況の中で国からの支援は非常に重要です。
そのためにもまずは史跡等に関する予算総額がしっかりと確保されることが大切であり、要望活動が実を結ぶことを願っております。

このページを見た方はこんなページも見ています

    このページに関するアンケート

    このページは見つけやすかったですか?
    このページの内容はわかりやすかったですか?
    このページは参考になりましたか?