ここから本文です。

全国治水砂防促進大会(令和7年11月13日)

  • このページを印刷

一般社団法人全国治水砂防協会主催による全国治水砂防促進大会が砂防会館別館シェーンバッハ・サボーで開催され、出席してまいりました。

開会前には特別講演として東京大学名誉教授である山梨県富士山科学研究所藤井敏嗣所長より「日本の火山防災について」と題したご講演がありました。

大会では国土交通省砂防部長國友優様の「『いのち』と『くらし』と『なりわい』を守る防災」と題しての講演、意見発表では雲南市石飛厚志市長による「令和3年7月豪雨災害からの復興を目指して」及び長野県小谷村中村義明村長による「災害の歴史をつなぐ防災の村」と題してのお話を拝聴いたしました。

研究者、行政、災害を経験した自治体トップによるそれぞれの立場からのお話はとても貴重であり、今後の本町の防災対策や災害復旧に関して参考にしてまいりたいと感謝しております。

会の最後には国及び都道府県への提言として、
〇土砂災害防止施設の強力な整備推進、
〇「いのち」と「くらし」と「なりわい」を守る砂防事業の推進、
〇気候変動等による土砂災害の激甚化に対抗する流域治水における砂防の取組等の推進、
〇既存施設の老朽化対策等による機能の強化と有効活用の推進、
〇地域の防災力を高める警戒避難体制の強化、
〇組織・人員の強化、などが案として示され満場一致で採択されております。

本年の大会にも多くの市町村長が出席されおりました。
11月5日に開催された安心・安全の道づくり求める全国大会には私は欠席しましたが、実に1100名を超える市町村長が参加し熱気あふれるものであったこともお聞きしております。

全国の市町村長が防災対策とそれに付随する予算の拡充が非常に重要であると考え、大会への出席という行動により国関係者に対して熱意を示す連帯の気持ちが出席者数となって表れております。

これからも一人一人の参加と熱意を持った声を発することの大切さを認め、その行動が大きな力になることを自覚しながら、こうした大会への出席について心がけてまいりたいと考えております。

このページを見た方はこんなページも見ています

    このページに関するアンケート

    このページは見つけやすかったですか?
    このページの内容はわかりやすかったですか?
    このページは参考になりましたか?