津和野町表彰式を日原小学校体育館にて開催いたしました。
本年表彰を受けられるのは、お二人の個人と二つの団体で、9月1日に実施した町表彰審議会の承認を得て決定しております。
受賞者のお一人目は田中豊司様です。
田中様は平成22年から津和野高校グローカル・ラボにおいて農業指導を行い地域と連携した教育に寄与されるとともに、自作の紙芝居で自身の戦争体験を伝える活動を小学校、保育園、老人福祉施設で長年行ってこられました。
また平成30年には国重要文化財鷲原八幡宮存続のための支援を行い、令和3年には地域おこし協力隊員に山林2haを無償譲渡されるなど、文化財保護及び定住促進にも貢献されております。
次に、出本薫様は平成29年に設立された「つわのっ子見守り隊」の隊員として、毎朝の登校時間における見守り活動を継続的に行い、子どもたちの安全な登校を見守るとともに青少年の健全育成に大きく貢献されております。
また、町田自治会副会長として地域づくりに尽力し、行事の企画、運営をはじめ、自治会活動や町の事業にも積極的に携わってこられ、長年にわたり地域のつながりの強化と活性化に大きく貢献されてこられました。
次に、青原地域こども見守り隊は平成18年に青原地域で結成され、登校時には各家庭の近くまで子どもたちを迎えに行き、児童らが安心・安全に集団登校できるよう見守られております。
また、交通安全週間には地域役員も加わり、地域全体で子どもたちの安全確保に努められ、長年にわたる継続的な取り組みが、地域の防犯意識と世代間の交流の促進につながっております。
最後に、日原サッカースポーツ少年団です。
当団は昭和62年からサッカーを通じて青少年の健全育成を図るスポーツ少年団活動を開始され、指導を受けた児童生徒の中にはやがて次世代の児童生徒へのサッカー指導に携わっている方もおられ、スポーツ活動を通した町づくりを長きにわたり推進してこられました。
このように受賞された皆さまの本町に対する貢献は多大であり、尊いご活動に対し改めて敬意を表するとともに、町民を代表しお礼を申し上げます。
皆さまには益々のご活躍を祈念いたしますとともに、これまで培われてこられた豊富な識見と尊い経験を生かし、より一層本町に対しご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

