林業関係4団体による島根県知事に対する要望活動へ一般社団法人島根県森林協会会長の立場にて出席してまいりました。
4団体は島根県森林組合連合会、一般社団法人島根県木材協会、島根県林業種苗協同組合、そして島根県森林協会であり、それぞれより代表が出席し、森林・林業・木材産業に関する島根県政への要望を丸山達也知事に行ったところであります。
内容は
〇原木生産、再造林のさらなる事業拡大に向けた取組への支援、
〇県産木材の需要拡大と高品質木材製品の供給体制強化への支援、
〇林業・木材産業の担い手確保と定着、労働環境の整備に向けた取組への支援、
〇気候変動により年々激甚化する豪雨や台風による山地災害から県民の生命・財産を守るため、資材高騰等を踏まえた十分な治山事業予算を確保すること
の4つの項目について、現状の課題等を説明し県政に反映して頂くようお願いをいたしました。
私からは島根県森林協会に関わる項目として、
〇林業専用道の整備促進に向けた資材高騰等を踏まえた予算の確保、
〇山地災害から住民の生命・財産を守るための資材高騰等を踏まえた十分な治山事業予算の確保について説明とお願いをしております。
島根県においてはこれまで、川上から川下まで切れ目のない手厚い支援策を講じて頂き、循環型林業の定着と県内の原木生産量の増加へとつながっております。
一方で気候変動による災害に強い森林整備の重要性が高まるとともに、林業労働力不足や人件費及び資材・燃油価格高騰などの課題も生じております。
今後も島根県のご支援を頂きながら、これからの課題の解決とともに森林・林業・木材産業の健全な発展と持続可能な地域の実現に向けて、4団体が連携し取り組んでまいりたいと思います。
