第44回JFTコムテックカップ全日本アユ王座決定戦にて大庭敏成さんが昨年に続き優勝され、報告にお越しくださいました。
本年は8月9日から11日までの予定で福井市の足羽川を舞台に開催され、最終日が雨による増水のため9月7日に順延となる日程において見事優勝を果たされました。
昨年は地元高津川での開催であり、この度他地域に赴いての2年連続の優勝は堂々たるチャンピオンの名声に値するものと思っております。
お話の中で、高津川の鮎が高知県で開催された「清流めぐり利き鮎会」で準グランプリを獲得したことを教えて頂きました。
当大会は、全国の川で取れた鮎を塩焼きにして食べ比べ、味や見た目、香りなどの基準によって競うものだそうですが、高津川の鮎の味には自信をもっているがゆえに、準グランプリという結果はうれしいような、残念なような複雑な気持ちと言えます。
どの地域においても鮎は誇りある産品として地域活性化に活用されていると拝察しておりますので、結果は率直に受け入れたいと思いますが、大庭さんの活躍に比例して既に高い評価を得ている高津川の鮎がより一層認知されて行くものと思っております。
大庭さんは日原山葵生産組合の組合長であり、全国から評価される高品質のワサビを生産されております。
2年連続の栄えある優勝に心からお祝いを申し上げますとともに、来年同じく足羽川で開催される大会においても3年連続のチャンピオンとなられることを期待するエールを送りました。
