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一般社団法人益田青年会議所創立60周年記念事業(令和7年9月14日)

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益田青年会議所創立60周年記念事業として「このまちの味を決めるのはわたし!学校給食の献立づくりプロジェクト」の成果報告会が津和野町コミュニティセンターで開催され、出席してまいりました。

当事業は、益田圏域の若者がこのまちに戻ってこない状況を背景として、将来を担う世代に向けてこのまちの魅力を伝えることが大切と考え、「子どもたちがこのまちの魅力を感じ、自分事として捉えてもらう」ことを目的として実施されたものです。

具体的には学校給食に焦点をあて、7月と8月に3市町それぞれの地で直売所訪問や献立づくりを子どもたちや関係者とともに行い、その成果報告会をこの度、津和野町で開催して頂いたしだいです。

当日はこれまでの活動の報告とともに試食会が行われ、自分たちが給食で食べてみたいと思う献立を実際に料理し、提供されました。
可能なかぎり地元産の食材を使い、柚子の風味を添えたタルタルチキンやしし肉を使ったうどん、肉じゃがなど、とても美味しく頂きました。

益田市や吉賀町とともに津和野町からも子どもたちが参加し良い経験の場になったと思います。また、事前の活動においても多くの町民の方々が関わって頂いていること、報告会を通して知りましたが、意義ある事業にご協力を頂いたことを私からも感謝申し上げます。

会の第二部では、参加者全員で「より良い学校給食の環境づくりに関するディスカッション」を行いました。
私も参加いたしましたが、給食費のことなど様々なアイディアが出され、今後の参考とさせて頂きたいと思います。

印象に残っていることを備忘録としてもここに記したいと思いますが、益田管内の給食において残食による廃棄のうち、お米の割合が高く、理由はお米単体の食べ方が分からない子どもが多いとのことでありました。カレーやどんぶりの形態であれば残す量が少なる傾向にあるようです。

本町においても残食の状況を調査する必要性を感じるとともに、調査結果によっては白米ではなく炊き込みご飯の提供などの工夫を施すことなどについて、一緒に参加した給食調理担当の職員と共有したところであります。

貴重な機会を提供頂いた益田青年会議所の皆さまに心から感謝するとともに、益田圏域のまちづくりに向けて益々のご活躍を祈念いたします。

一般社団法人益田青年会議所創立60周年記念事業

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