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第33回全国町村下水道推進協議会島根県支部総会(令和7年8月26日) 

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全国町村下水道推進協議会島根県支部の総会を津和野町の藩校養老館にて開催し、支部長として出席いたしました。

令和6年度は、全国町村下水道推進大会での研修会への参加や下水道事業促進全国大会の参加及び島根県選出国会議員等への要望活動を実施し、令和7年度も同様の事業を計画しております。

本年1月には埼玉県八潮市にて大規模な道路陥没事故が発生しましたが、1983年に敷かれた下水道管の老朽化が原因と見られており、この事故によって周辺市町の住民にも下水の使用制限を求めるなどの影響が広範囲に及んでおります。

そしてこの事例は、全国各地で進む下水道のインフラの老朽化が住民の生活を脅かす潜在的なリスクであることを浮き彫りにしており、本町にとっても他人事としては受けとめられない課題と認識しております。

一方で、本町をはじめ町村の下水道事業は規模が小さいため、建設費や維持管理コストが割高になる一方で、使用料収入は限られる厳しい状況にあり、こうした中で老朽化への対策を講じて行かなければなりません。

下水道は公衆衛生の確保、生活環境の改善、公共用水域の水質保全といった住民生活に不可欠な役割を担う社会インフラであり、厳しい中にあってもこれらを維持して行くことは行政に与えられた責務であります。

今後も島根県内の町村、更には全国の町村が一体となって予算の確保や制度の拡充などにより課題の解決に向け取り組んでまいります。

尚、この度の総会において、長い間務めきた支部長を退任し新しく嘉戸美郷町長にご就任頂くこととなりました。
これまでお世話になってまいりました皆さまに感謝を申し上げるとともに、今後も下水道事業の推進のため責任ある参画をしてまいりたいと思っております。

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