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西馬音内盆踊り(令和7年8月17日) 

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8月17日と18日の2日間、西馬音内盆踊りの視察のため津和野町観光協会の皆さんと一緒に、秋田県羽後町に行ってまいりました。

西馬音内盆踊りは700年以上の歴史をもち、古くから国の重要無形民俗文化財に指定され、令和4年には津和野弥栄神社の鷺舞とともに「風流踊」としてユネスコ無形文化遺産に登録されております。

また、岐阜県の「郡上おどり」と徳島県の「阿波おどり」とともに日本三大盆踊りとして有名で、8月16日から18日までの開催期間には多くの来訪者で賑わっておられます。

この度の視察は、同じく本町の伝統行事である津和野踊を観光振興に活かすため、先進地である羽後町の取り組みを学ぶことを目的として実施いたしました。
特に頭巾をかぶり覆面のような独特な出で立ちは、両者に共通したものであり、西馬音内盆踊りを視察先として選定した理由でもありました。

当日はあいにくの雨となりましたが、それでも会場である街の通りを埋め尽くす程に本当に多くの方々が来訪され、踊りとお囃子が調和した風情ある光景や音色を楽しんでおられる様子が印象に残っております。

そして、私も一瞬にして魅せられ、そして会場に居合わせた全員が一体感をもつようなクライマックスを終えた時には、「また来たい」と思わせる感動に包まれました。

翌日の日中には、盆踊り開催中の大変にお忙しい中、佐々木康寛羽後町長、西馬音内盆踊保存会佐藤寛悦会長、(一社)西馬音内盆踊り実行委員会瀧澤將史実行委員長の皆さまにご対応頂きました。

組織体制や通年を通しての練習等の行事、予算、担い手育成、そして観光に資する取り組み等、非常に参考になるものであり有益なお話を聞くことができましたことに心から感謝いたします。

津和野踊も400年を超える歴史をもち、踊りとお囃子が調和した風情ある様は見ていても、あるいは踊りの輪に入って体験しても存分に楽しむことの出来る魅力ある観光資源と信じております。
来年以降も更に多くの方々にお越し頂き、往年の賑わいが復活するよう観光協会の皆さんとともに頑張ってまいりたいと思います。

尚、この度の旅費等の研修費用は島根県町村会の町村長研修事業を活用させて頂く予定としております。

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