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津和野踊(令和7年8月15日) 

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お盆の伝統行事である津和野踊(つわのおどり)が本年も殿町通りを舞台に開催され参加してまいりました。

「津和野踊り」、「津和野盆踊り」「津和野踊」と様々な表記がなされますが、ここでは「津和野踊」を使います。
ちなみに保存会は「津和野盆踊り保存会」という名称ですが、踊りについては主に「つわのおどり」と発音し、「津和野踊り」と「津和野踊」のどちらも使用されるとお聞きしております。

当日は「にちはら鮎まつり花火大会」も開催され、私は花火終了後にうかがったため、残り30分間くらいの滞在となりました。
それでも駐車場に車をとめ歩いて会場に向かう中、三味線と横笛、大太鼓によるお囃子が聞こえはじめ、その哀愁ある響きに胸が高鳴るとともに、会場に到着し街路灯や提灯に薄く照らされた殿町通りで繰り広げられている津和野踊を実際に目にした時には、とても感動いたしました。

ゆったりとしたリズムが特徴的な津和野踊の風情ある光景は、踊りの輪に入られる方、周囲から見守る方ともに、400年以上の伝統を持つ歴史の優雅さを感じながら津和野ならではの夏のひと時を満喫頂いたものと拝察しております。

会場では観光で訪れて頂いたと思われる外国人の方も多く見られ、黒い頭巾をかぶり独特な衣装をまとって踊る様子を楽しむ姿が印象に残っております。
旅の良き思い出として日本の伝統文化に親しんで頂いたと思いますし、津和野踊が本町にとって魅力的な観光資源になり得ることを再認識いたしました。

本年も素晴らしい運営を頂いた保存会の皆さまをはじめ、屋台の出店等により行事の盛り上げに協力をされた関係者の皆さまに心から敬意を表するしだいであります。

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