ここから本文です。

令和7年度高津川流域林業活性化センター通常総会(令和7年7月16日)

  • このページを印刷

高津川流域林業活性化センターの総会を津和野町役場本庁舎にて行い、会長として出席いたしました。

令和6年度の事業報告としては、
〇林業のコスト低減、
〇原木が高値で取引される環境整備、
〇林業就業者の確保を重点推進事項とし、
高校生を対象とした林業教育や「へき地の製材所が生き残るために何を考え、何をしているか」をテーマとした講演会、スイングヤーダを用いたスラックライン集材研修会、省力化を目的とした実証事業や現地研修会など、様々な取り組みを行っております。

特に林業教育については、益田翔陽高校や益田高校、吉賀高校、そして津和野高校を対象に実施しており、多くの高校生に参加頂きました。
労働力不足が林業振興にとって重要な課題となっており、参加者の皆さんには林業に関心をもって頂くきっかけになることを期待しております。

その他には、原木生産促進事業として森林所有者に対する主伐支援を行っており、令和6年度においては、スギ17,034㎥、ヒノキ4,671㎥、マツ58㎥において、11,834,560円(32件)の交付を行っております。

令和7年度においても、
〇原木生産の生産性向上、
〇森林整備の省力化、
〇製材用原木の需要拡大と木材製品の出荷拡大、
〇林業就業者の確保と定着などを目的とした各種事業を計画しておりますが、
これまで行ってきた事業の検証をもとに、より効果的な取り組みを進めてまいりたいと思います。

また、島根県では新たに非住宅建築への県産材の利用促進を目的とした建築や商工関係者の関係づくりを行うウッドコンビナート推進事業を創設されており、当流域においても協議会を設置しその取り組みを進めて行く計画としております。

物価高の影響は林業業界においても大きな課題となっており、労働力不足と合わせ大変に厳しい状況にありますが、林業は中山間地域の経済を支え、関連産業を含めた雇用の維持と創出にとって有益であり、今後も当会としての活動を精力的に実施してまいりたいと思います。

このページを見た方はこんなページも見ています

    このページに関するアンケート

    このページは見つけやすかったですか?
    このページの内容はわかりやすかったですか?
    このページは参考になりましたか?