JAしまね西いわみ地区本部による経営状況説明会が益田市にて開催され、出席してまいりました。
これまでは益田市、吉賀町、津和野町のそれぞれにて実施されておりましたが、本年は初めて3市町合同での開催となり、益田市長及び吉賀町長とともに出席をいたしました。
令和6年度のJAしまね全体としての経営状況は、厳しい環境の中ながらも様々な改革に取り組まれ、前年度を上回る事業利益を計上されており、西いわみ地区本部におかれても11地区の中で2番目に多い事業利益を確保され貢献されております。
会議では、営農販売事業、経済事業、信用事業、共済事業の部門別に詳しくご説明を頂きました。
また、現在取り組んでおられる六日市カントリーエレベーターの今後も含めた修繕計画とともに、新営農センター構想や多目的選果・集荷場に関する現時点での検討状況等についてもお話を聞きました。
カントリーエレベーターについては本町にとっても深く関わりを持つものであり、これまで詳細な計画を折に触れてご説明頂いてまいりましたが、新営農センターや多目的選果・集荷場の構想については、詳細を初めてお聞きしたところであります。
それぞれの事業が持続可能な強いJAづくりを目指し、「農業・地域共生の未来づくり」の理念のもと具現化された取り組みであり、本町においても支援をさせて頂いているカントリーエレベーターの修繕が他の事業及び構想とつながり、重要な意義を持つことを認識することが出来ました。
過去の説明会では、本町に関わる取り組みを中心にご説明を頂いてまいりましたが、益田市においても検討されている計画をお聞きすることができ、3市町合同で開催されたことの意義を感じたところであります。
メロンやぶどう、米、タラの芽、わさび等々、益田圏域には「本物」と言える素晴らしい品質の農作物が生産されております。
農家の方々のご努力によるものと敬意を表しますが、農家の方々が頼りにされているのがJAであり、今後の益田圏域の農業においても変わらず大切な存在であることは言うまでもありません。
本町としても、JAそして益田市及び吉賀町とも連携を深め、益田圏域での農業振興を図りながら、本町の農家の発展へとつながる取り組みを進めてまいりたいと思います。