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今日の一枚(これはこれ日本一の鮎どころ) 

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本町が誇る鮎料理の老舗「美加登家」の水槽に本年も鮎の踊る姿を見る季節となりました。

この水槽は通りに面しており、私も子どもの頃から毎年見てきた光景であり、多くの方々にとっても鮎漁の解禁と夏のシーズンの到来を実感する風物詩ともなっていると言えるかと思います。

この度も通りかかった時に躍動するように泳ぐたくさんの鮎に目を奪われ、うれしさと何か懐かしさも入り混じるような感覚の中、撮影して見ました。
相変わらずの撮影技術の未熟さについてはお許しください。

7月4日には国道交通省より全国一級河川の令和6年水質調査の結果発表がおり、この度も高津川が他の全国19河川とともに「水質が最も良好な河川」となるうれしいニュースが入ってまいりました。

「これはこれ日本一の鮎どころ」と徳川無声により詠まれた歌のごとく、更に古くは日本遺産「津和野今昔~百景図を歩く」の一枚に「左鐙の香魚」と描かれていることからも、我が町の鮎は素晴らしい品質と豊富な量を誇ってまいりましたが、それは長年にわたって高津川の環境を守ってきた住民の生活文化が清く正しいものであったことの証しであるとも自負しております。

美加登家様におかれては、数年前に店舗の改装を行われておりますが、この水槽はそのまま残されたことに私たちと同じ思いを共有して頂いていると敬意を表しております。
そしてこれからも、夏の到来とともに鮎の豊かな泳ぎを清涼感溢れる風物詩として見続ける喜びを次の世代へと受け継がれていくことに感謝いたします。

文化庁の「百年フード」に選定を受けている高津川の鮎は、全国のファンから高い評価を得ているその美味しさはもちろんですが、長い長い歴史をもち、これからも未来へと続いて行く私たちの大切な食文化であることを誇りに思います。

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